製品の不良率と仮説検定
ある工場で製造されている製品の不良品発生率は,長らく であった.しかし,製造ラインを調整したところ,不良品発生率が低下したのではないかという見込みが立った.この見込みを検証するため,新ラインで製造された製品から無作為に 個を抽出して検査を行った.
この問題では,母比率 の仮説検定を行う.また,標本サイズ が十分に大きいとき,標本比率 の分布は母比率 を母平均, を標準偏差とする正規分布で近似できることを用いる.
正規分布の標準化には, を用いる.
また,標準正規分布の上側 点を で表す.主な値は次の通りである.
(必要に応じてこれらの値を用いよ.)
帰無仮説を とし,対立仮説を とする.ここで , とするとき,帰無仮説のもとでの標本比率 の標準偏差 の値として,最も適切なものを次のA~Eの中から一つ選べ.
(必要に応じて,答えの小数第4位までの近似値を用いよ.)
標本調査の結果, 個の製品の中に不良品が 個含まれていた.このとき,標本比率 の値と,帰無仮説のもとでの標準化された統計量 の値の組合せとして,最も近いものを次のA~Eの中から一つ選べ.( の値は小数第3位を四捨五入して小数第2位まで求めよ.)
有意水準 でこの片側検定を行うとき,標本比率 が棄却域に入るための条件として,最も適切な記述を次のA~Fの中から一つ選べ.
(統計的な推測とは独立した問題.)
を実数とする.曲線 上の点 における接線 と, 軸および直線 で囲まれた図形の面積 を考える.
点 は の範囲にあるとする.面積 を最小にする の値を求めよ.
ヒント: 数値で答えよ、小数第0位ちょうど、分数形式も可