放物線と直線で囲まれる面積と数列の極限
平面上の放物線 と、点 を通る傾き の直線 を考える。
直線 の方程式は である。
と が異なる2つの交点 を持つとする。このとき、 の方程式 、すなわち は異なる2つの実数解を持つ。この2つの解を () とすると、これが の 座標となる。
方程式 が異なる2つの実数解 を持つための の条件は、判別式 より であるから、すべての実数 について満たされる。
解と係数の関係より、 [ ア ]、 [ イ ] が成り立つ。
また、 を利用すると、 [ ウ ] となる。
より であるから、 [ エ ] である。
[ ア ]、[ イ ]、[ ウ ]、[ エ ] の組み合わせとして正しいものを、次の A〜D から選べ。
放物線 と直線 で囲まれた部分の面積 を の式で表せ。
と の交点の 座標は であり、区間 において であるから、面積 は次の積分で計算できる。
ここで、傾き を数列 () で考える。
であり、漸化式 によって定まるものとする。
のとき であり、 なので、すべての について である。
とおくと、 は初項 [ オ ]、公差 [ カ ] の等差数列となる。
よって、数列 の一般項は [ キ ] である。
[ オ ]、[ カ ]、[ キ ] の組み合わせとして正しいものを、次の A〜F から選べ。
数列 を小問3で定めたものとし、対応する面積を とおく。
小問2の結果 と、小問3の結果 を用いて、極限値 を求めよ。
答えは の形の既約分数となる。 の値を答えよ。
ヒント: 整数で答えよ
シナリオに戻り、傾き が の範囲の確率変数 であり、 がこの区間の一様分布に従うものとする。このとき、確率密度関数は () である。
面積 の期待値 を求めたい。
この積分は と置換することで計算できるが、複雑である。
代わりに、関数 について考える。 において の最小値は [ ク ]、最大値は [ ケ ] である。
イェンゼンの不等式により、凸関数 について が成り立つ。
を計算する。
[ コ ] である。
[ コ ] の値を整数で答えよ。
ヒント: 整数で答えよ