食堂の満足度アンケートの実施
高校生の太郎さんと花子さんは、生徒会活動の一環として、学校食堂の満足度調査を計画している。
太郎:「食堂の満足度を測るには、どんな質問形式がいいかな。『満足していますか? はい/いいえ』だと、どの程度満足しているか分からないよね。」
花子:「そうだね。こういう場合は、『リッカート尺度』という、段階的な選択肢を使うのが一般的だよ。例えば、『1: 不満』『2: やや不満』『3: どちらでもない』『4: やや満足』『5: 満足』の 5 段階評価にしてもらうんだ。」
太郎:「なるほど。それなら『やや不満』の人が多いのか、『不満』の人が多いのか、詳しく分析できるね。あと、『改善してほしい点』を自由に書いてもらう自由記述欄も設けよう。」
花子:「賛成! 試しに 10 人に 5 段階評価でアンケートを取ってみたら、(表1)のような結果になったわ。」
表1:満足度アンケートの結果(10人分)
Data = [3, 1, 2, 2, 5, 4, 1, 3, 2, 1]
(内訳: 1 (不満) が 3 人, 2 (やや不満) が 3 人, 3 (どちらでもない) が 2 人, 4 (やや満足) が 1 人, 5 (満足) が 1 人)
太郎:「この結果を分かりやすく可視化したいな。例えば、それぞれの選択肢に何人いたかを棒グラフにすると、分布がよく分かるね。(図1)」
グラフ
Alt: 満足度の分布を示す棒グラフ。「1: 不満」が3人、「2: やや不満」が3人、「3: どちらでもない」が2人、「4: やや満足」が1人、「5: 満足」が1人となっている。
花子:「本当だ。『不満』『やや不満』という低い評価が合計で 6 人もいて、全体の半分以上を占めているのが一目で分かるわ。これは問題解決のサイクル(PDCA)でいうと『C: Check (評価)』の段階ね。」
花子さんは、満足度を「はい/いいえ」の 2 択ではなく、「5 段階評価」で質問する利点を述べた。この「5 段階評価」のような質問形式(リッカート尺度)の利点に関する記述として、最も適切なものを次のA〜Dのうちから一つ選べ。
表1 の 10 人の満足度データ [3, 1, 2, 2, 5, 4, 1, 3, 2, 1] について、平均値はいくつか。
解答にあたっては、小数点以下第2位を四捨五入し、小数点以下第1位まで求めよ。
ヒント: 小数で答えよ、小数第1位まで四捨五入
太郎さんと花子さんは、図1の棒グラフを見て「不満・やや不満」が 6 割を占めることを把握した。
もし、この(表1)のデータを円グラフで表現した場合、どのようなことが視覚的に分かりやすくなると考えられるか。最も適切なものを次のA〜Dのうちから一つ選べ。
花子さんは、このアンケート結果の分析(平均値 2.4、不満・やや不満が 6 割)を「C: Check (評価)」の段階であると述べた。
問題解決サイクル(PDCA)において、この「C: Check」の次に来る「A: Act (改善・処置)」または、次のサイクルの「P: Plan (計画)」として、最も適切な行動を次のA〜Fのうちから一つ選べ。