漢文 原文
[1] 郡有一レ里。里之老農毎旦視レ田而歌。郡守過レ之問曰、「子何為レ而歌。」老農対曰、「歌所以節レ労、労所以知二土之性一。」守笑而不レ応。
[2] 既而旱。民将レ争レ水。里人詣レ守請曰、「願レ開二古渠一。」守未レ聞二老農之言一、輒命二吏一開レ渠、奪二民之畔一。民愁。
[3] 老農進曰、「水有レ序、上失レ其則、下必レ乱。」乃出二里記一示レ守。記曰、「(ア)春当レ治二堰一、(イ)夏当レ量レ流、(ウ)秋当レ節二門一、(エ)冬当レ修レ岸。」守悟、還レ畔補レ田、且置二告示一曰、「其レ後、先議二里中一而後行。」民悦。
【注】
【注1】里記(りき):その里に伝わる記録や決まりごと。
【注2】畔(はん):田のあぜ道。
【注3】当(まさニ〜べシ):再読文字。「〜するのが当然だ、〜すべきだ」という義務や当然の意を表す。
【注4】未(いまダ〜ず):再読文字。「まだ〜していない」という未了の意を表す。
補助資料
表:里記の季節手順(抜粋)
| 季節 | 手順 |
|---|---|
| 春 | 堰を治す(せきをなおす) |
| 夏 | 流れを量る(ながれをはかる) |
| 秋 | 門を節す(もんをせっす=取水口を調整する) |
| 冬 | 岸を修す(きしをおさむ) |
傍線部「守未聞老農之言」の「未」の用法と解釈として最も適切なものを一つ選べ。
傍線部「奪民之畔」の返り点を考慮した書き下し文として最も適切なものを一つ選べ。
傍線部「上失其則、下必乱」とあるが、本文において「上」と「下」はそれぞれ具体的に誰を指すか。その組合せとして最も適切なものを一つ選べ。
群I(上)
群II(下)
「里記」に記された季節ごとの作業を、春から冬への正しい順序で並べたものを、後の中から一つ選べ。
季節ごとの作業:
この文章の結末と、郡守が設置した告示「其後、先議里中而後行」から読み取れる、この物語の主題として最も適切なものを一つ選べ。
漢文 原文
[1] 郡有一レ里。里之老農毎旦視レ田而歌。郡守過レ之問曰、「子何為レ而歌。」老農対曰、「歌所以節レ労、労所以知二土之性一。」守笑而不レ応。
[2] 既而旱。民将レ争レ水。里人詣レ守請曰、「願レ開二古渠一。」守未レ聞二老農之言一、輒命二吏一開レ渠、奪二民之畔一。民愁。
[3] 老農進曰、「水有レ序、上失レ其則、下必レ乱。」乃出二里記一示レ守。記曰、「(ア)春当レ治二堰一、(イ)夏当レ量レ流、(ウ)秋当レ節二門一、(エ)冬当レ修レ岸。」守悟、還レ畔補レ田、且置二告示一曰、「其レ後、先議二里中一而後行。」民悦。
【注】
【注1】里記(りき):その里に伝わる記録や決まりごと。
【注2】畔(はん):田のあぜ道。
【注3】当(まさニ〜べシ):再読文字。「〜するのが当然だ、〜すべきだ」という義務や当然の意を表す。
【注4】未(いまダ〜ず):再読文字。「まだ〜していない」という未了の意を表す。
補助資料
表:里記の季節手順(抜粋)
| 季節 | 手順 |
|---|---|
| 春 | 堰を治す(せきをなおす) |
| 夏 | 流れを量る(ながれをはかる) |
| 秋 | 門を節す(もんをせっす=取水口を調整する) |
| 冬 | 岸を修す(きしをおさむ) |
傍線部「守未聞老農之言」の「未」の用法と解釈として最も適切なものを一つ選べ。
傍線部「奪民之畔」の返り点を考慮した書き下し文として最も適切なものを一つ選べ。
傍線部「上失其則、下必乱」とあるが、本文において「上」と「下」はそれぞれ具体的に誰を指すか。その組合せとして最も適切なものを一つ選べ。
群I(上)
群II(下)
「里記」に記された季節ごとの作業を、春から冬への正しい順序で並べたものを、後の中から一つ選べ。
季節ごとの作業:
この文章の結末と、郡守が設置した告示「其後、先議里中而後行」から読み取れる、この物語の主題として最も適切なものを一つ選べ。