未開始6

式の展開と整理

二次関数の計算に必要な展開と同類項の整理を、符号ミスを防ぐ手順とともに身につけます。

この教材でできるようになること

  • a(b+c)=ab+aca(b+c)=ab+ac を使って、カッコを正しく外せる

  • (x+p)(x+q)(x+p)(x+q) を展開し、x2x^2xx、定数の項に整理できる

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数字で体感:(x+3)²を展開する

  1. 1

    二乗は「2倍」ではなく、同じ式を2回かけることです。

    (x+3)2=(x+3)(x+3)(x+3)^2=(x+3)(x+3)

  2. 2

    左の xx を、右のカッコの xx33 の両方にかけます。

    x(x+3)=x2+3xx(x+3)=x^2+3x

  3. 3

    左の 33 も、右のカッコの xx33 の両方にかけます。

    3(x+3)=3x+93(x+3)=3x+9

  4. 4

    最後に同じ種類の項をまとめます。3x+3x=6x3x+3x=6x です。

    (x+3)2=x2+3x+3x+9=x2+6x+9(x+3)^2=x^2+3x+3x+9=x^2+6x+9

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展開で使う3つの基本形

カッコの外の数や式は、カッコ内のすべての項にかけます。積の形では、左の各項を右の各項に1回ずつかけます。

基本形

展開後

覚え方

a(b+c)a(b+c)

ab+acab+ac

外の aa を両方にかける

(x+p)2(x+p)^2

x2+2px+p2x^2+2px+p^2

真ん中は「ppxx をかけて2倍」

(x+p)(x+q)(x+p)(x+q)

x2+(p+q)x+pqx^2+(p+q)x+pq

足して xx の係数、かけて定数項

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例題:展開して同類項を整理する

  1. 1

    3(x2)+(x+4)(x1)3(x-2)+(x+4)(x-1) を展開します。まず、前半のカッコを外します。

    3(x2)=3x63(x-2)=3x-6

  2. 2

    後半は、左の2項を右の2項へそれぞれかけます。

    (x+4)(x1)=x2x+4x4=x2+3x4(x+4)(x-1)=x^2-x+4x-4=x^2+3x-4

  3. 3

    x2x^2 の項、xx の項、定数項の順に並べ、同類項をまとめます。

    3x6+x2+3x4=x2+6x103x-6+x^2+3x-4=x^2+6x-10

  4. 4

    このように x2+bx+cx^2+bx+c の形へ整理できれば、次の「平方完成」で頂点が見える形へ変換できます。

    x2+6x10=(x+3)219x^2+6x-10=(x+3)^2-19

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自分で展開して係数をそろえる

2(x1)+(x+3)(x2)2(x-1)+(x+3)(x-2) を展開し、x2x^2 の項、xx の項、定数項の順に整理してください。

入力の注意: 負の係数や定数は、マイナスをつけて入力します(例:3-3)。

2(x1)+(x+3)(x2)=x2+x+2(x-1)+(x+3)(x-2)=\square x^2+\triangle x+\lozenge

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条件を1つ変えて、前の展開結果を再利用する

前問の 2(x1)+(x+3)(x2)=x2+3x82(x-1)+(x+3)(x-2)=x^2+3x-8 で、最初の係数だけを 22 から 33 に変えます。増える (x1)(x-1) を前の結果に足して、新しい式を完成させてください。

x2+3x8+(x1)=x2+x+x^2+3x-8+(x-1)=x^2+\square x+\triangle

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振り返り:展開と整理の4ステップ

  • カッコの外の数や式を、カッコ内のすべての項にかける

  • マイナスも係数の一部として一緒にかける

  • x2x^2xx、定数項の順に並べる

  • 同じ次数の項だけをまとめ、x2+bx+cx^2+bx+c の形にする

仕上げ

確認問題

確認問題に合格するとこの単元を完了します。

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