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二次関数とx軸の共有点・判別式

二次関数とx軸の共有点を、グラフと判別式から判断します。

この教材でできるようになること

  • 二次関数とx軸の共有点を、方程式 y=0 の実数解として捉えられる

  • 判別式 D=b²-4ac の符号から、共有点の個数を判断できる

  • D>0、D=0、D<0 を、2点で交わる・接する・交わらないと結び付けられる

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まず3つのグラフで共有点を比べる

二次関数とx軸の共有点は、グラフが x軸(y=0)と交わる点 です。まずは形の違う3つの放物線を見比べましょう。

  • f(x)=x2−4x+3f(x)=x^2-4x+3 は、x軸と2点で交わります。
  • g(x)=x2−4x+4=(x−2)2g(x)=x^2-4x+4=(x-2)^2 は、x軸に1点で接します。
  • h(x)=x2−4x+5=(x−2)2+1h(x)=x^2-4x+5=(x-2)^2+1 は、x軸と交わりません。
グラフを読み込み中…

青い放物線 f(x)=x²−4x+3 はx軸と(1,0),(3,0)の2点で交わる。橙色の g(x)=x²−4x+4 は(2,0)でx軸に接する。緑色の h(x)=x²−4x+5 はx軸より上にあり交わらない。

共有点の個数は、x軸上で y=0y=0 とおいたときの 実数解の個数 と同じです。

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判別式の符号で共有点の個数が決まる

二次方程式 ax2+bx+c=0ax^2+bx+c=0(a≠0a\ne0)の判別式を D=b2−4acD=b^2-4ac と定めます。DD は、解の公式の平方根の中身です。

D=b2−4acD=b^2-4ac

判別式

実数解

x軸との共有点

グラフの様子

D>0

2個

2個

2点で交わる

D=0

1個(重解)

1個

1点で接する

D<0

0個

0個

交わらない

例えば x2−4x+3=0x^2-4x+3=0 では D=(−4)2−4⋅1⋅3=4>0D=(-4)^2-4\cdot1\cdot3=4>0 なので、異なる2つの実数解をもちます。一方、x2−4x+4=0x^2-4x+4=0 では D=0D=0、x2−4x+5=0x^2-4x+5=0 では D=−4<0D=-4<0 です。

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例題:判別式から共有点を求める

  1. 1

    y=2x2−4x−6y=2x^2-4x-6 とx軸の共有点を考えます。まず y=0y=0 とおき、二次方程式にします。

    2x2−4x−6=02x^2-4x-6=0

  2. 2

    a=2,b=−4,c=−6a=2,b=-4,c=-6 なので、判別式は D=(−4)2−4⋅2⋅(−6)=64>0D=(-4)^2-4\cdot2\cdot(-6)=64>0 です。したがって、共有点は2個あります。

    D=b2−4ac=16+48=64>0D=b^2-4ac=16+48=64>0

  3. 3

    解の公式で x=−1,3x=-1,3。よって、x軸との共有点は (−1,0)(-1,0) と (3,0)(3,0) です。

    x=4−84=−1,x=4+84=3x=\frac{4-8}{4}=-1,\quad x=\frac{4+8}{4}=3

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判別式と共有点を確認する

y=x2+2x+1y=x^2+2x+1 とx軸の共有点を調べます。判別式、共有点の個数、共有点のx座標を答えましょう。

x2+2x+1=0x^2+2x+1=0

x軸との共有点の個数
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条件を1つ変えて、前の判別式を更新する

前問の x2+2x+1=0x^2+2x+1=0 で、定数項だけを 11 から 22 に変えます。a=1,b=2a=1,b=2 は再利用し、新しい判別式と共有点の個数を答えてください。

D=22−4⋅1⋅2D=2^2-4\cdot1\cdot2

x軸との共有点
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x軸との共有点・判別式のまとめ

  • x軸との共有点は、二次関数で y=0 とおいた二次方程式の実数解に対応する

  • D=b2−4acD=b^2-4ac の符号で共有点の個数を判断する

  • D>0D>0 なら2点で交わり、D=0D=0 なら1点で接する

  • D<0D<0 なら実数解がなく、x軸とは交わらない

仕上げ

確認問題

確認問題に合格するとこの単元を完了します。

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