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二次関数の最大・最小

頂点と定義域に注目して、二次関数の最大値・最小値を求めます。

この教材でできるようになること

  • 定義域が実数全体のとき、頂点から最大値・最小値の有無を判断できる
  • 定義域があるとき、頂点と端点の値を比較して最大値・最小値を求められる
  • 頂点が定義域の内側か外側かを見分け、調べるべき点を選べる
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定義域が実数全体なら、頂点で一方だけ決まる

平方完成した形 y=a(xp)2+qy=a(x-p)^2+q では、頂点は (p,q)(p,q) です。定義域が実数全体のとき、a>0a>0(下に凸)なら頂点で最小値をとり、最大値はありません。a<0a<0(上に凸)なら頂点で最大値をとり、最小値はありません。

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定義域があるときは、頂点と端点を比べる

区間 lxrl\le x\le r が指定されたら、次の順番で調べます。

  1. 頂点の x=px=p が区間の内側にあるか確認する
  2. 内側なら、頂点の値と両端点の値を計算する
  3. 計算した値を比べて、最大値と最小値を決める

例えば f(x)=(x1)22f(x)=(x-1)^2-20x40\le x\le4 なら、頂点 x=1x=1 は区間内です。f(1)=2f(1)=-2f(0)=1f(0)=-1f(4)=7f(4)=7 を比べると、最小値は 2-2、最大値は 77 です。

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頂点が定義域の外側なら、端点同士を比べる

頂点の x=px=p が区間の外側にあるとき、頂点の値は候補に入れません。区間内でのグラフの変化を確認し、両端点の値を比べます。

例えば g(x)=(x2)2+3g(x)=-(x-2)^2+31x1-1\le x\le1 では、頂点の x=2x=2 は区間の右側です。区間内では右へ進むほど値が大きくなるため、g(1)=6g(-1)=-6g(1)=2g(1)=2 を比べます。最大値は 22、最小値は 6-6 です。

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例題:候補を絞ってから比べる

  1. 1

    h(x)=2(x+1)25h(x)=2(x+1)^2-53x2-3\le x\le2 とします。頂点は (1,5)(-1,-5) で、x=1x=-1 は区間内です。

    h(x)=2(x+1)25,3x2h(x)=2(x+1)^2-5,\quad -3\le x\le2

  2. 2

    頂点と端点で値を計算します。h(1)=5h(-1)=-5h(3)=3h(-3)=3h(2)=13h(2)=13 です。

    h(1)=5,h(3)=3,h(2)=13h(-1)=-5,\quad h(-3)=3,\quad h(2)=13

  3. 3

    3つの値を比べると、最小値は 5-5、最大値は 1313 です。頂点が内側にある場合でも、最大値は端点にあることがあります。

    minh(x)=5,maxh(x)=13\min h(x)=-5,\quad \max h(x)=13

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式と定義域から最大・最小を求める

h(x)=(x2)23h(x)=(x-2)^2-30x50\le x\le5 で考えます。最大値と最小値を入力しましょう。

h(x)=(x2)23(0x5)h(x)=(x-2)^2-3\quad(0\le x\le5)

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最大・最小のまとめ

  • まず平方完成して頂点 (p,q) と a の符号を確認する

  • 定義域が実数全体なら、下に凸なら最小値、上に凸なら最大値だけがある

  • 定義域があるなら、頂点が内側か確認し、候補と端点を比べる

  • 頂点が外側なら、頂点は候補にせず、定義域の端点を比べる

仕上げ

確認問題

確認問題に合格するとこの単元を完了します。

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