未開始12

二次不等式をグラフから解く

放物線がx軸より上か下かを見て、二次不等式の解を求めます。

この教材でできるようになること

  • 二次不等式を、放物線がx軸より上または下にある範囲として捉えられる
  • 不等号に等号があるかを確認し、境界を解に含めるか判断できる
  • 放物線の向きや判別式が変わっても、グラフから解の範囲を判断できる
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まず、x軸より上か下かを読む

f(x)=x24x+3=(x1)(x3)f(x)=x^2-4x+3=(x-1)(x-3) を考えます。グラフは x=1,3x=1,3 でx軸と交わります。

  • f(x)>0f(x)>0 は、グラフが x軸より上 にある範囲です。
  • f(x)<0f(x)<0 は、グラフが x軸より下 にある範囲です。
不等式グラフで見る場所

f(x)>0f(x)>0

x軸より上

x<1x<1 または 3<x3<x

f(x)<0f(x)<0

x軸より下

1<x<31<x<3

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等号があれば、x軸との交点を含める

境界の x=1,3x=1,3 では f(x)=0f(x)=0 です。不等号に「==」が付くかどうかで、境界を解に含めるかが決まります。

不等式境界
f(x)>0f(x)>0x<1, 3<xx<1,\ 3<x含めない
f(x)0f(x)\ge0x1, 3xx\le1,\ 3\le x含める
f(x)<0f(x)<01<x<31<x<3含めない
f(x)0f(x)\le01x31\le x\le3含める
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上に凸なら、正と負の範囲が入れ替わる

g(x)=x2+4x3=(x1)(x3)g(x)=-x^2+4x-3=-(x-1)(x-3) は上に凸で、同じ x=1,3x=1,3 でx軸と交わります。今度は交点の 内側がx軸より上、外側がx軸より下です。

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接する・交わらない場合も、x軸との位置で考える

共有点が2個ない場合も考え方は同じです。

  • h(x)=(x2)2h(x)=(x-2)^2 はx軸に接し、常に h(x)0h(x)\ge0 です。
  • k(x)=(x2)2+1k(x)=(x-2)^2+1 はx軸より上にあり、常に k(x)>0k(x)>0 です。
不等式

h(x)>0h(x)>0

x2x\ne2

h(x)0h(x)\ge0

すべての実数

h(x)<0h(x)<0

解なし

h(x)0h(x)\le0

x=2x=2

k(x)>0k(x)>0

すべての実数

k(x)0k(x)\ge0

すべての実数

k(x)<0k(x)<0

解なし

k(x)0k(x)\le0

解なし

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例題:上に凸の二次不等式を解く

  1. 1

    x2+4x30-x^2+4x-3\ge0 を解きます。まず左辺を因数分解して、x軸との交点を求めます。

    x2+4x3=(x1)(x3)-x^2+4x-3=-(x-1)(x-3)

  2. 2

    左辺が 00 になるのは x=1,3x=1,3 です。グラフは上に凸なので、x軸より上にあるのは2つの交点の内側です。

    1x31\le x\le3

  3. 3

    不等号は \ge なので、左辺が 00 になる境界の x=1,3x=1,3 も解に含めます。

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交点とグラフから解の範囲を決める

x25x+60x^2-5x+6\le0 を解きます。2つの境界と、正しい解の範囲を答えましょう。

x25x+6=(x2)(x3)0x^2-5x+6=(x-2)(x-3)\le0

解の範囲
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二次不等式のまとめ

  • 左辺を f(x)f(x) として、f(x)=0f(x)=0 の解からx軸との共有点を求める

  • f(x)>0f(x)>0 はx軸より上、f(x)<0f(x)<0 はx軸より下の範囲を読む

  • \ge\le なら境界を含め、>><< なら境界を含めない

  • 共有点が1個や0個の場合も、グラフ全体がx軸のどちら側にあるか確認する

仕上げ

確認問題

確認問題に合格するとこの単元を完了します。

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