複数資料を統合する
広告・メール・変更通知を横断し、事実と意見、複数条件、例外ルールを1つの判断表へ統合します。
この教材でできるようになること
資料中のFact(事実)とOpinion(意見)を区別できる
時間・予算・年齢などの条件を同じ表で照合できる
後から示された変更や例外を基本ルールより優先できる
資料と選択肢の言い換えを意味で対応づけられる
資料の「担当」と情報の確かさを分ける
資料 | 担当しやすい情報 | 読むときの注意 |
|---|---|---|
案内・チラシ | 日時、料金、参加条件 | 注記やアスタリスクもFactとして確認 |
個人のメール | 年齢、予算、空き時間、希望 | 事実と感想が同じ文中に混ざる |
変更通知 | 新しい日時、場所、例外 | 古い情報を上書きする |
レビュー・意見文 | 評価、理由、体験 | Opinionを客観的条件に混ぜない |
分類 | 目印 | 根拠としての使い方 |
|---|---|---|
Fact(事実) | is / costs / starts / must / 数字・規則 | 日時・料金・条件の判定に使う |
Opinion(意見) | I think / I feel / seems / best / useful | 設問が感想を求めるときだけ使う |
設問から逆算して、同じ軸へ情報を集める
複数資料を頭から同じ深さで読むのではなく、次の順で視線を動かします。
- 設問・選択肢から、誰・時間・予算・年齢などの判定軸を決める
- 個人のメールやメモから、その人固有の条件を拾う
- 案内・表へ戻り、候補を条件ごとに照合する
- 変更通知・注記を最後に確認し、古い情報や基本ルールを上書きする
資料別のメモではなく、設問の判定軸ごとに情報を横へ並べるのがポイントです。
資料の表現 | 設問・選択肢での言い換え |
|---|---|
can't make it before noon | available only in the afternoon |
can spend no more than £15 | costs £15 or less |
must finish by 15:30 | ends no later than 15:30 |
groups of five or more | a party of five qualifies |
条件は「掛け算」で判定する
1つでも条件に合わなければ、その選択肢は除外します。各資料から拾った条件を、候補ごとの判定表へまとめます。
候補 | 時間 | 予算 | 年齢・追加条件 | 判定 |
|---|---|---|---|---|
選択肢① | ◯ | × 追加料金で超過 | ◯ | 除外 |
選択肢② | × 終了時刻が衝突 | ◯ | ◯ | 除外 |
選択肢③ | ◯ | ◯ | ◯ | 残す |
基本情報 | 後から見つけた情報 | 採用する判断 |
|---|---|---|
14:00開始 | Updated: 15:00開始 instead | 15:00で判定 |
5人以上は£3割引 | Except Film Editing | Film Editingには割引なし |
屋外開催 | Moved indoors due to rain | 屋内開催で判定 |
例題:時間・費用・意見を分けて統合する
- 1
設問から条件を「14:00以降・16:30まで・予算£20」と3列に分けます。
- 2
案内では活動が14:30–16:00で£15、変更通知ではequipment feeが£4追加されています。終了時刻は条件内、合計は£19なので予算内です。
- 3
メールの “I think it will be the most exciting activity.” はOpinionです。参加できるかどうかの判定には使いません。
- 4
最後に注記のexcept / unlessを再確認し、3条件すべてが◯なら候補として残します。
実践:追加条件を重ねて共通時間を求める
水曜の会議室は4:00–5:00、Kenは4:15以降なら参加できます。ここに「Ayaは4:40までしか参加できない」という条件を加えます。全員で会える時間を選んでください。
複数資料のまとめ
Factは客観的な条件、Opinionは感想・評価として分ける
設問から判定軸を決め、個人条件から案内・表へ戻る
時間・予算・年齢などを同じ表で照合し、1つでも×なら除外する
updated / instead / except / unlessは基本情報を上書きする合図
資料と選択肢は、単語ではなく意味・数字・範囲を照合する
仕上げ
確認問題
確認問題に合格するとこの単元を完了します。