未開始10

和歌と複数テキストを関連づける

景物・修辞・詠まれた場面を対応させ、本文と別資料から人物の心情を多面的に捉えます。

この教材でできるようになること

  • 和歌の景物と人物の心情を対応させる

  • 係り結びや掛詞などの表現効果を読む

  • 本文と別資料の共通点・相違点を統合する

1

読み方の要点

和歌は現代語訳だけでなく、誰が誰に、どの場面で詠んだかを先に確認します。花・月・露などの景物が、回想や別れの心情を呼び起こす働きを見ます。係助詞「ぞ・なむ・や・か」は連体形、「こそ」は已然形で結び、強調される内容に注目します。

複数テキストでは、本文と引用文・返歌を別々に要約してから、同じ言葉や出来事を線で結びます。一方の資料にしかない情報を、他方にもあるように広げないことが大切です。

2

短い文章で練習する

旅立つ友を見送りて詠める。

 山の端に 消えゆく雲を 見送りて  また逢ふ日こそ 待たれけれ

3

根拠から考える

  1. 1

    詠まれた場面は友との別れ。雲の移動が去る友と重なる。

  2. 2

    「こそ」の結び「けれ」により、再会を待つ気持ちが強調される。

  3. 3

    寂しさだけでなく、再会への期待まで含むと読む。

4

別の文章で確かめる

女、遠く住む姉より梅の枝を贈られ、「香をたどり、昔の庭を思ひ出でつ」と返しけり。

返事が示すことは?

文法知識を本文の文脈と結び付けて選びましょう。

最も適切な説明
5

確認問題の前に

  • 和歌の景物と人物の心情を対応させる

  • 係り結びや掛詞などの表現効果を読む

  • 本文と別資料の共通点・相違点を統合する

  • 選んだ後は、他の選択肢がどの語句・主語・因果とずれるかも確認する

仕上げ

確認問題

確認問題に合格するとこの単元を完了します。

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