未開始約8分
古語を文脈と場面から解釈する
古語の基本義だけで決めず、前後の行動・心情・対比から文脈上の意味を選びます。
この教材でできるようになること
古語の基本義と文脈上の意味を区別する
主語の行動や場面から意味を絞る
現代語と形が同じ語の意味を取り違えない
1
読み方の要点
古語は単語帳の訳語を一つ当てはめるのではなく、誰が、どのような場面で、何をしたかと結び付けます。「ありがたし」は基本義が「めったにない」であっても、好ましい出来事に対する感謝を表すことがあります。
まず候補となる意味を思い出し、前後の因果や感情の向きに合わない候補を消します。現代語と同じ形の「おどろく」「ののしる」などは、古語の意味を優先して確かめます。
2
短い文章で練習する
男、夜更けて門をたたく音におどろきて起きたり。外を見れば、旅より帰りたる弟なりければ、うれしと思ひて迎へ入れぬ。
3
根拠から考える
- 1
「おどろく」の候補に「びっくりする」と「目を覚ます」を置く。
- 2
男は夜更けの音を受けて「起きたり」と続くので、睡眠から目覚めた意味が自然である。
- 3
弟を見た後の「うれし」は別の感情。語の意味を後の気持ちと混同しない。
4
別の文章で確かめる
女、文を待てども使ひ来ず。日暮れて、つれづれなるままに庭へ出でたり。
この「つれづれなる」の意味は?
文法知識を本文の文脈と結び付けて選びましょう。
5
確認問題の前に
古語の基本義と文脈上の意味を区別する
主語の行動や場面から意味を絞る
現代語と形が同じ語の意味を取り違えない
選んだ後は、他の選択肢がどの語句・主語・因果とずれるかも確認する
仕上げ
確認問題
確認問題に合格するとこの単元を完了します。