未開始9

助動詞を接続と文脈から判定する

接続・活用形・話者の立場をそろえ、推量・意志・完了などの意味を文章の流れで判断します。

この教材でできるようになること

  • 助動詞を直前の活用形から識別する

  • 話者と主語から推量・意志などを判定する

  • 助動詞が重なる表現を一まとまりで訳す

1

読み方の要点

同じ形でも接続が違えば別の助動詞です。「ぬ」は未然形に付けば打消、連用形に付けば完了です。「む」は主語が一人称なら意志、二人称への働きかけなら勧誘・適当、三人称なら推量になることが多いので、会話の主語まで確認します。

「ぬべし」「てむ」のような組合せは、前の助動詞が完了・強意、後ろが推量・意志を表します。機械的に語尾だけを見るのではなく、実現への確信や話者の決意として文全体を訳します。

2

短い文章で練習する

「夜明けば、舟は港に着きぬべし」と船頭の言ふを聞き、旅人は心安く思ひたり。

3

根拠から考える

  1. 1

    「着き」は連用形なので、後の「ぬ」は完了・強意。

  2. 2

    「べし」は船頭が未来を見通す発言なので推量。

  3. 3

    全体を「きっと港に着くだろう」と訳し、旅人が安心した理由とつなぐ。

4

別の文章で確かめる

僧、「日暮れぬうちに寺へ帰らむ」と言ひて立ちぬ。

この「む」の意味は?

文法知識を本文の文脈と結び付けて選びましょう。

最も適切な説明
5

確認問題の前に

  • 助動詞を直前の活用形から識別する

  • 話者と主語から推量・意志などを判定する

  • 助動詞が重なる表現を一まとまりで訳す

  • 選んだ後は、他の選択肢がどの語句・主語・因果とずれるかも確認する

仕上げ

確認問題

確認問題に合格するとこの単元を完了します。

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