未開始8

複数資料を比べて文章を推敲する

書く目的に沿って資料を対応づけ、数値の範囲と表現の効果を確かめながら下書きを直します。

この教材でできるようになること

  • 目的・読者・資料ごとの役割を整理する

  • 事実・解釈・提案を区別する

  • 資料の根拠を保って下書きの表現を選ぶ

1

読み方の手順

複数資料の問題は、情報を拾うだけで終わりません。「誰に何を伝える文章を書くのか」を先に押さえます。次に資料ごとに、主張、数値、具体例、表現の工夫を短くメモし、共通点と違いを対応づけます。

下書きを直すときは、①資料に合う事実か、②書く目的に役立つか、③前後の段落につながるかを確認します。調査の人数・対象・時期を落として一般化しないこと。「増えた」という事実と「この取組のおかげで増えた」という原因の断定は別です。

2

短い文章で練習する

【目的】校内の掲示を読みやすくする提案を書く。 【資料A】生徒会の方針:日時・場所・申込方法を先に伝え、詳しい説明は別紙へ案内する。 【資料B】試作掲示を読んだ20人のうち16人が、申込方法をすぐ見つけられた。 【下書き】この掲示なら、誰もが必ず申し込む。

3

根拠から考える

  1. 1

    目的は「読みやすさ」の提案。参加者が必ず増えると証明することではない。

  2. 2

    資料Bは試作を読んだ20人について、申込方法の見つけやすさを調べている。申込人数は調べていない。

  3. 3

    「試作を読んだ20人中16人が申込方法をすぐ見つけられた。必要な情報を先に示す方針は、読み手の情報探索を助ける可能性がある」と直せば、事実と解釈を区別できる。

4

別の文章で確かめる

【資料】昼休みに相談室を利用した12人のうち9人が「話しやすかった」と答えた。 【目的】相談室の改善案に添える調査報告を書く。

資料の範囲を保った一文は?

本文・資料の根拠を確認して選びましょう。

最も適切な説明
5

確認問題の前に

  • 目的・読者・資料ごとの役割を整理する

  • 事実・解釈・提案を区別する

  • 資料の根拠を保って下書きの表現を選ぶ

  • 正解を選んだら、他の選択肢のどこが本文とずれたかも確認しましょう。

仕上げ

確認問題

確認問題に合格するとこの単元を完了します。

合格ラインを読み込み中