集合・ベン図・ド・モルガンの法則
集合の記号をベン図と具体的な要素へ結び付け、共通部分・和集合・補集合を正しく読み取ります。
この教材でできるようになること
要素と部分集合の記号を区別できる
共通部分・和集合・補集合をベン図から読み取れる
ド・モルガンの法則を「または」「かつ」の否定として使える
まず「どの範囲を選ぶか」をベン図で見る
集合は、共通する条件を満たすものをひとまとめにしたものです。全体集合 の中に集合 があるとき、重なった部分が 共通部分 、2つの円を合わせた部分が 和集合 です。
全体集合Uの中で、AとBの重なりである共通部分、2つの円全体である和集合、Aの円の外側である補集合を3つの図で比較している。
要素と集合の記号を使い分ける
記号 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
は の要素 | 1つの値 が集合 に入っている | |
は の部分集合 | のすべての要素が に入っている | |
と の共通部分 | と の両方に入る | |
と の和集合 | または の少なくとも一方に入る | |
の補集合 | 全体集合の中で に入らない | |
空集合 | 要素を1つも持たない集合 |
2つの集合を数えるときは重なりを1回戻す
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40人のうち、英語が得意な人が24人、数学が得意な人が18人、両方が得意な人が10人います。まず、両方の10人を中央へ置いてから「英語だけ」「数学だけ」を求めます。
グラフを読み込み中…40人を、英語だけ14人、英語と数学の両方10人、数学だけ8人、どちらも得意でない8人の4領域に分けたベン図。
- 2
では両方が得意な10人を2回数えているので、重なりを1回引きます。
- 3
少なくとも一方が得意な人は32人です。
- 4
どちらも得意でない人は、全体40人から和集合の32人を引いて8人です。
全体を否定すると「または」と「かつ」が入れ替わる
元の条件 | その否定 |
|---|---|
または に入る | にも にも入らない |
と の両方に入る | または の少なくとも一方に入らない |
要素を書き出して集合を判断する
全体集合を 、 を偶数の集合、 を3の倍数の集合とします。該当する集合を選んでください。
条件を1つ変えて、前の集合Aを再利用する
前問の全体集合 と偶数の集合 はそのままに、 だけを「5の倍数」に変えます。新しい を選んでください。
集合とベン図の振り返り
は両方、 は少なくとも一方、上線は全体集合における否定
は要素を1つも持たない空集合
要素と集合には 、集合どうしの包含には を使う
和集合の個数は重複を1回引いて
ド・モルガンの法則では、上線を外すとき と を入れ替える
仕上げ
確認問題
確認問題に合格するとこの単元を完了します。