正弦定理・余弦定理
与えられた辺と角の組合せから正弦定理・余弦定理を選び、三角形の辺や面積を求めます。
この教材でできるようになること
辺 と向かい合う角 の対応を正しく読める
分かっている辺と角の組合せから、正弦定理と余弦定理を選べる
2辺とその間の角から、辺の長さや三角形の面積を求められる
辺と向かいの角を対応させる
三角形 では、角 の向かいの辺を 、角 の向かいの辺を 、角 の向かいの辺を と表します。定理へ代入する前に、図へ対応を書き込むことが重要です。
三角形ABCで、角Aの向かいが辺a、角Bの向かいが辺b、角Cの向かいが辺cであることを示した図。
分かっている情報 | 選びやすい定理 |
|---|---|
向かい合う辺と角の組が1組あり、別の辺または角を求める | 正弦定理 |
2辺とその間の角から残りの辺を求める | 余弦定理 |
3辺から角を求める | 余弦定理 |
正弦定理:向かい合う辺と角をそろえる
- 1
正弦定理では、辺と向かいの角を1組ずつ対応させます。 は外接円の半径です。
- 2
、、 のとき、 と 、 と を対応させます。
- 3
左辺は なので、 です。
余弦定理:2辺とその間の角を使う
- 1
角 をはさむ2辺 が分かるとき、向かいの辺 は余弦定理で求めます。
- 2
3辺 から角 を求めるときは、同じ式を について解いた形を使います。
- 3
、、 を代入します。
- 4
なので、、したがって です。辺の長さなので正の値を選びます。
2辺とその間の角から面積も求められる
2辺 とその間の角 が分かれば、高さを と見て面積を求められます。
例えば 、、 なら、 です。
余弦定理で残りの辺を求める
、、 のとき、余弦定理で辺 の長さを求めてください。
条件を1つ変えて、前の余弦定理を再利用する
前問の はそのままに、角 だけを から に変えます。 を使い、新しい を選んでください。
定理の選び方まとめ
辺 は、それぞれ向かいの角 と組にする
向かい合う辺と角の組が分かるなら正弦定理を考える
2辺とその間の角、または3辺が分かるなら余弦定理を考える
2辺とその間の角から面積を求める式は
仕上げ
確認問題
確認問題に合格するとこの単元を完了します。