未開始9

三角比

直角三角形の辺の比としてsin・cos・tanを理解し、角度から辺の長さを求めます。

この教材でできるようになること

  • 基準となる角に対して、対辺・隣辺・斜辺を正しく見分けられる

  • sinθ\sin\thetacosθ\cos\thetatanθ\tan\theta を辺の比として求められる

  • 30度・45度・60度の三角比を使い、辺の長さを計算できる

1

角を決めて、3本の辺に名前をつける

直角三角形では、基準となる角 θ\theta から見て辺を区別します。

  • 斜辺:直角の向かいにある最も長い辺
  • 対辺θ\theta の向かいにある辺
  • 隣辺θ\theta に接する、斜辺ではない辺
グラフを読み込み中…

辺の長さが3、4、5の直角三角形。角θに対する対辺、隣辺、斜辺を表示している。

2

sin・cos・tanは3本の辺の比

三角比

辺の比

3・4・5の三角形

sinθ\sin\theta

対辺斜辺\dfrac{\text{対辺}}{\text{斜辺}}

35\dfrac35

cosθ\cos\theta

隣辺斜辺\dfrac{\text{隣辺}}{\text{斜辺}}

45\dfrac45

tanθ\tan\theta

対辺隣辺\dfrac{\text{対辺}}{\text{隣辺}}

34\dfrac34

3

30度・45度・60度の値を使う

θ\theta

sinθ\sin\theta

cosθ\cos\theta

tanθ\tan\theta

3030^\circ

12\dfrac12

32\dfrac{\sqrt3}{2}

13\dfrac1{\sqrt3}

4545^\circ

12\dfrac1{\sqrt2}

12\dfrac1{\sqrt2}

11

6060^\circ

32\dfrac{\sqrt3}{2}

12\dfrac12

3\sqrt3

斜辺が10、角が 3030^\circ の直角三角形なら、対辺は 10sin30=510\sin30^\circ=5、隣辺は 10cos30=5310\cos30^\circ=5\sqrt3 です。

4

角と斜辺から2辺を求める

斜辺が12、基準の角が 6060^\circ の直角三角形について、対辺と隣辺を選んでください。

斜辺=12,θ=60\text{斜辺}=12,\quad\theta=60^\circ

対辺
隣辺
5

条件を1つ変えて、前の辺の組を再利用する

前問と同じ斜辺12で、角だけを 6060^\circ から 3030^\circ に変えます。sin30=cos60\sin30^\circ=\cos60^\circ を利用し、新しい対辺と隣辺を選んでください。

斜辺=12,θ=30\text{斜辺}=12,\quad\theta=30^\circ

新しい対辺
新しい隣辺
6

三角比のまとめ

  • 基準の角を決めてから、対辺・隣辺・斜辺を見分ける

  • sinθ=対辺斜辺\sin\theta=\dfrac{\text{対辺}}{\text{斜辺}}cosθ=隣辺斜辺\cos\theta=\dfrac{\text{隣辺}}{\text{斜辺}}

  • tanθ=対辺隣辺\tan\theta=\dfrac{\text{対辺}}{\text{隣辺}}

  • 辺を求めるときは、分かっている辺と求めたい辺の両方を含む三角比を選ぶ

仕上げ

確認問題

確認問題に合格するとこの単元を完了します。

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