未開始10

モデル化とシミュレーションを検証する

現実の制約を式にし、状態更新と打ち切り条件が目的に合うか確かめます。

この教材でできるようになること

  • 開始時刻を複数の制約から決める

  • 待ち時間と処理時間を分ける

  • 途中打ち切りの根拠を説明する

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考え方と手順

モデル化では現実の一部を単純化し、条件を明示します。1台の装置が受付順に処理するなら、次の処理は「品物が到着した後」かつ「前の処理が終わった後」に開始します。したがって開始時刻は到着時刻と前の終了時刻の大きい方、待ち時間は開始−到着、終了時刻は開始+処理時間です。

処理時間や台数を変えて試すときは、試行のたびに状態を初期化します。「全員の待ち時間が5分未満」が目的なら、1件でも5分以上になった試行は不合格と分かり打ち切れます。一方、平均待ち時間を求めるには通常残りの処理も必要です。待ち時間を0に切り上げることと、早く着いたことにすることは違います。

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例題

1台の機械が品物を到着順に処理します。到着時刻は0、2、8分、処理時間は各3分で、最初は空いています。切り替え時間は考えません。品物が到着し、前の処理も終了してから開始します。

問い:各品物の開始時刻、終了時刻、待ち時間を求めましょう。3件目を6分に開始できない理由も説明してください。

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解答と考え方

  1. 1

    解答:1件目は開始0・終了3・待ち0分、2件目は開始3・終了6・待ち1分、3件目は開始8・終了11・待ち0分です。3件目は8分まで到着しません。

  2. 2

    2件目は到着2より前の終了3が遅いので3分に開始する。

  3. 3

    3件目は前が6分に終わっていても、到着8分までは開始できない。

  4. 4

    機械が空く時間もあり、待ち時間が常に増えるわけではない。

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別の条件で試す

到着10分、前の終了7分、処理時間4分。今回の開始時刻は?

条件と処理の意味を確かめて選びましょう。

最も適切な答え
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確認問題の前に

  • 開始時刻を複数の制約から決める

  • 待ち時間と処理時間を分ける

  • 途中打ち切りの根拠を説明する

仕上げ

確認問題

確認問題に合格するとこの単元を完了します。

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